隅田川テラス~新大橋⇔勝鬨橋
- 2014/08/19(Tue) -
隅田川テラス3日目になってしまいました。こんなに長くなるとは思わなかった。

新大橋を過ぎたあたりから、松尾芭蕉の俳句を記した碑?がチラホラと…
               俳句
何でだろーと思ったら、芭蕉庵がこの辺にあったんだね。ちょっと寄り道することにして、
               萬年橋
正面が小名木川に架かる萬年橋。ちょうど写真を撮っている位置の、堤防を挟んで反対側にあるはず。
なもんで萬年橋のたもとの階段を上がってUターンすると、すぐに案内板があった。案内板に従っていくと堤防脇にあるのが、芭蕉庵史跡展望庭園。
               展望庭園
階段を上がると松尾芭蕉の座像がある。
そこからの展望がこちら。
               庭園からの眺め
ヒミコが永代橋をくぐったところ。数メートルあがっただけなんだけど、テラスに比べると格段にいい眺めだね。
芭蕉庵はというと
               芭蕉庵
お稲荷さんになってました。ちゃんとお参りしてから、写真を撮らせていただきました。「古池や 蛙飛びこむ 水の音」はここで生まれたんだね。
近くには芭蕉記念館なんてのもあるらしいけど、まだ先があるんでテラスにもどることに。

萬年橋を渡ってしばらく下ると清州橋がある。東京都建設局の案内図どおり、清州橋を渡って右岸を下っていく。
               清州橋
綺麗な橋だねー。隅田川に架かる橋の中でも、一番かも知れない。
深川の澄町と日本橋中町を結ぶんで、清州橋っていうことだそうな。

次の橋は隅田川大橋。
               隅田川大橋
この橋は2階建構造になってて、上を首都高が走ってる。

日本橋川を越えるために豊海橋を渡って、またテラスに戻るとすぐに永代橋。
               永代橋
なんとも綺麗なアーチだなぁー。
永代って言う名前の由来も諸説あるんだって。永代島に架けられたんで永代橋とも、将軍綱吉公50歳を祝って永代とも。

そしてお次は中央大橋。
               中央大橋
左岸は石川島だね。
よーく見ると橋の左端に、未来的な建築物があるでしょ。近くで見るとこんなです。
               水位観測所
実はここが日本で、標高を決める水位を観測した所(詳しくは日本水準原点:5/29ブログをみてください)。今はそのお役目は油壺に譲ったけど観測は続いてるんだって。

そろそろテラスも終わりに近づいてきた。次の橋は佃大橋。
               佃大橋
佃煮で有名な佃島に架かってる。

終点間近の堤防はなんともオシャレ。
               終点の堤防
ここだけ見てると海外の歴史ある街の河畔にいるみたいだね。

終点の勝鬨橋。
               勝鬨橋
ここが終点なんでこの橋だけは北側から撮ってます。
勝鬨橋については、6/186/19のブログを見てくださいね。

あー疲れた。約2万歩あるいたょー。
 
さて、お引越しまであと5日になったんで、そっちの段取りもしなきゃいけない。ブログは引越しまで続けるけど「東京近郊いっとこPlace 」は今回が最後です。長らくお付き合いいたきまして有り難うございます。
 
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隅田川テラス~蔵前橋⇔新大橋
- 2014/08/18(Mon) -
昨日からの続きです。

蔵前橋を渡って右岸側を下っていくんだけど、この辺りの堤防はなまこ壁風にデザインされてる。
               なまこ壁風堤防
これはこれで結構好きかも。
この辺り、幕末には67棟の御蔵があったんだって。
なまこ壁の所々には大名家の家紋があしらって、アクセントに。
               家紋
これは大河ドラマ「軍師官兵衛」の黒田家の家紋じゃん。ドラ左エ門は第一話から見てますヨ。
壁の前には浮世絵が点々と。
               浮世絵
でもこの浮世絵、場所がちょっとふさわしくないよね。橋場だから浅草辺りになるんだけど…。(参考までに、橋場では瓦作りが盛んだったらしい。今でも招き猫を作ってる焼き物やさんがあったと記憶してます。)

総武線陸橋。
               総武線鉄橋
総武線を超えると一旦テラスを上がって隅田川の支流を渡らないといけない。
その支流が神田川。渡らなきゃいけない橋が柳橋。
               柳橋
神田川が隅田川の支流だなんてあんまり意識したことがないなー。もひとつ柳橋が神田川に架かってるなんでのも意識したことがないや。
柳橋といえば新橋と並んで、綺麗どころで有名。新橋が薩長出身の明治新政府のお役人さん方中心だったのに対して、柳橋は商人や旗本など昔ながらの江戸住まいの人が中心だったんだって。
だから橋の欄干はこんなになってる。
               柳橋欄干
正面から撮るとこんなです。
               柳橋かんざし
柳橋、っていうデザインだね。

柳橋を渡るとすぐ下流にある両国橋を渡って、再び左岸へ。
               両国橋
両国っていうのは、武蔵と下総の両国を結ぶ、っていうとこから来てる。

両国橋を渡ると運河である堅川を渡る一之橋。
               一之橋
一之橋を超え、再び隅田川テラスを下ると、まもなく新大橋。
               新大橋
元禄期、両国橋は大橋って言われてた。その下流に新しく架けられた橋なんで新大橋。
この橋は昭和52年に架けかえられてるんで、デザインがちょっと違うね。

この辺りで鵜を発見。
                鵜
この日も東京は真夏日。隅田川テラスは風はあるんだけど、舗装されちゃってるんで結構暑い。涼しそうな鵜がうらやましいよー。

ここいらで工程の2/3位。続きは明日という事でご容赦ください。
 
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隅田川テラス~吾妻橋⇔蔵前橋
- 2014/08/17(Sun) -
ドラ左エ門が子供の頃の隅田川は、夏になるとドブの臭いがした。堤防もコンクリートで、収容所の壁のように人を寄せ付けない、味気ないものだった。でも下水道が整備され、排水規制が行われ今では結構キレイ。それに伴って整備されてきた隅田川テラス。部分的に歩いたことはあるけど、通して歩いたことはなかったんで、歩いてみました。
今回のコースは東京都建設局さんの「隅田川テラスを散策するルート」に則ってます。このコースでは起点が吾妻橋になってるけど、南千住のあたりから隅田川の河畔を歩けたと思うんだよね。

水上バス乗り場から撮った、起点となる吾妻橋(あずまばし)。
               吾妻橋上流から
水上バス乗り場に泊まってるのは、松本霊士さんデザインによる「ヒミコ」じゃん。こいつも乗ってないけど、もう引越しまで時間がない(残念)。
吾妻橋の上から見た、隅田川テラスの起点。
               隅田川テラススタート地点
堤防を降りたところからスタート。ここからしばらくは左岸(墨田区側)をテクテク。
               吾妻橋
テラスからの吾妻橋。(太陽が南なんで、今回は橋の写真は基本的に南から撮ります)
吾妻橋の名称は、東国・関東を意味するアズマに由来するんだって。

次に見えてきたのは駒形橋。
               駒形橋
浅草寺にある駒形堂に由来して駒形橋だそうです。
それにしても昭和の初めに架けられた橋は美しいね~。テラスにある橋で昭和初期って言うと北から、吾妻橋(昭和6年)、駒形橋(昭和2年)、厩橋(昭和4年)、蔵前橋(昭和2年)、両国橋(昭和7年)、清州橋(昭和3年)のよう。永代橋は大正15年12月20日竣工なんで、あと6日ほどで昭和の橋になったんだけど…

駒形橋を過ぎると、テラスが舗装されてないところがあって、その辺りには水路が引いてある。
               水路
水路にはカニさんがいっぱい。
               カニ
隅田川より水位が高いし、どっから水を引いてるのかなーと思ってたら…
                     風車
風車があって、風速3mで回り始めて、隅田川の水をくみ上げるようになってる。
少し先にも別の水路があるけど風車は無い。ここはどうしてるのかというと…
               手押ポンプ
手押しポンプがある。説明では、隅田川の水位が高いと水が入るようになってるんだけど、長期間水位が低いとカニさんほかの生き物が死んじゃうんで、ご自由にポンプを押してください、だって。そういえば東京はずっと暑いんで、微力ながらポンプで水を汲んどきました。

次の橋は厩橋(うまやばし)。
               厩橋
江戸期の浅草には米蔵があって、米蔵に付属する厩があったんで厩橋。
橋の下流には両国百本杭の再現がされてる。といっても川の中じゃないけどね。
               百本杭
隅田川護岸には、流れを弱めるために沢山の杭が打たれてたんだけど、その中でも両国橋から総武線の間の左岸は百本杭っていう愛称があったんだって。
このあたりは堤防に浮世絵がかかれてる。
               浮世絵
もう少し下流では近くの学校の卒業制作みたいのもあった。

次の橋は蔵前橋。東京都建設局さんのルートでは、この橋を渡って、ここからしばらくは右岸を進む。
蔵前橋の橋脚上の欄干。
               蔵前橋欄干
お相撲さんがデザインだれてるんだ。何回も渡ってるけど、全然気付かなかった。
蔵前橋はなぜか黄色。
              蔵前橋
目立つねー。
由来は、御用蔵があったとこなんで、蔵前。

まだまだ先が長いんで、明日に続く(とさせてください)。
 
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上野公園 朝の散歩
- 2014/08/16(Sat) -
転居まで10日弱。長年住んでいた風景とも間もなくお別れなんで、早出して上野公園を散歩してきました。

上野駅の線路の上に架かっている東西自由通路:通称パンダ橋から上野公園へ入ると、ミンミンゼミが大合唱中。ふと道端の木を見ると抜け殻が、その隣には成虫が…
               セミ
え、もしかしたら羽化したばかりのセミ? ぜんぜん逃げようとしませんでした。

上野公園といえば西郷さん。
                     西郷さん
近年お顔が違うとの研究もあるけど、子供の頃から見慣れちゃってるからねー。やっぱり西郷さんはこの顔がいいや!

江戸時代は上野公園のほぼ全域が寛永寺だったんだけど、公園山下から上っていくと最初にたどりつく寛永寺のお堂が、清水観音堂。
               清水観音堂
真ん中にある丸いの、「月の松」って言って歌川広重の浮世絵で有名。「あまり記憶にないなぁー」と思ったら、150年ぶりの復活だそうです。

噴水広場、奥にあるのは国立博物館。
               噴水
ドラ左エ門が子供の頃は、ここでラジオ体操をやった。
噴水の形も変わっちゃってるし、コーヒーショップなんか無かったね。

ところで、上野公園内に古墳があるの知ってますか?
               すり鉢山
あるんです。前方後円墳が…
擂鉢山古墳ていいます。通称すり鉢山。そう言われなければ、古墳だなんて判らないよねー。
場所は野球場のちょっと南側(御徒町より)。

上野のお山から不忍池方面へ向かう階段。
               弁天堂
正面には弁天様がある。でもこの弁天様への通路、ドラ左エ門が子供のころには鳥居があったよ。
神様も鳥居作られたり、撤去されたり、迷惑なんじゃないかな?

不忍池は蓮が元気一杯。
               蓮
花もキレイ。
               蓮花
もう少し楽しめそう。
蓮の花が咲く時、「ポン!」ていう音がするでしょ。子供の頃以来、聞いて無かったんで聞きたかったけど、あいにく聞けなかった。チョット残念。

早朝散歩も良いもんですよ。
でも短パンは、やめた方がイイ。
               ご注意
一撃で3匹の蚊を撃滅したけど、当方も被害甚大。
 
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三河島水再生センター
- 2014/08/14(Thu) -
蔵前水の舘で下水道管を見学し、その下水は「三河島水再生センターに送られる」っていうところは先日ご紹介したでしょ。その三河島水再生センターも見学してきました。

門を入ると石碑が、
                     記念碑
ここが近代下水処理場としては、日本で初めての施設なんだ。
だから当時のポンプ場が重要文化財に指定されてる。正式には「旧三河島汚水処分場喞筒場施設」っていう。○筒場はポンプ場。
               重要文化財
ちょっとお手入れしたら、リゾートホテルに見えなくもないんじゃ…
大正13年に運転を開始して平成11年まで稼働してた。関東大震災でも倒壊しなかったんだね。
この施設も見学ができるんだけど、今日は現代の施設を見学。

まずは昔使われてた設備から
ここで使われてた下水管。
               馬蹄型下水管
馬蹄型下水管っていうんだって。上部は円形なんで上からの圧力に強い。下は摩耗を考えてレンガ作りになっている。

こちらは浅草雷門付近に敷設されてた下水管。
                     卵型下水管
卵を逆さまにした形。これは水が少ない時でも速く流れるようにする工夫なんだって。

この処理施設で使われてたパドル式活性汚泥法の水車。
               撹拌機
水面で水車を回して空気を取り込んで、微生物を活性化させたんだ。だけどこの方法、匂いはするし、風があると泡がご近所さんに飛んでったりしちゃった。

ここからは現在の施設。
下水処理の順番はこうなっている。
 1.沈砂池:大きなゴミや土砂を取り除く。
 2.第一沈殿池:ゆっくり流すことで、沈みやすい汚れを沈殿させて取り除く。
 3.反応槽:微生物を活性化させ、汚れを食べてもらう。
 4.第二沈殿池:塊となった微生物を沈殿させて取り除く。
 5.塩素接触槽:大腸菌等が残ってる可能性があるので消毒。
 6.放流:隅田川に放流。
この内、2~4を見学させていただきました。

まず第一沈殿池。
               第一沈殿池
この段階では、蔵前水の舘で見た下水とほとんど変わらない。
ほとんど流れてるようには見えないけど、ゆっくり流れている。ここで汚泥を分離する。汚泥はコンベアのようなものでかき集められるんだけど、奥に見えてる棒みたいのがコンベアの一部。

反応槽。
              反応槽
コンプレッサーで空気を送り込んで微生物にゴミを食べてもらう。パドル式活性汚泥法の不都合を解消してる。
ここでは下水の臭いというより、泥の臭いっていう感じになってたかな。

第二沈殿池。
              第二沈殿池
お腹がいっぱいになった微生物さんは、増殖して塊になっていく。そうすると下に沈殿していくんだね。だからここも水はゆっくり流れてる。
アップで見ると、
              第二沈殿池拡大
水が透明になってるのがよーく判るね。臭いもぜんぜんしなかったよ。

この後は塩素殺菌して隅田川に放流される。
でも、せっかくキレイになった水、再利用もされてる。よく見るのが大きなビルのトイレで「再生水を使用してます」っていうのは、この水を使ってるんだって。
他には、新幹線やゆりかもめの車体を洗うのに使ったり、涸れちゃった水路にも流してるんだって。

神田川では水量の約90%が下水の処理水だって。神田川にはアユも上ってくるわけだから、きれいに浄化されてるってことなんだろうね。
隅田川でも両国橋あたりだと70%が下水の処理水なんだって。こりゃビックリ!
 
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