準備中最後の日
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- 2014/08/22(Fri) -
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いやー長かった。3月末に最終出勤してから約5カ月間。準備中も今日でおしまいだよー。
今日はお引越しの荷造りして、ハスラー納車。 明日、朝から川内に移動。明後日、朝から物件引渡しです。 準備中の期間、お付き合いいただき、有り難うございました。 そして次回ブログは順調にいって9月4日になるんで、9月4日に更新されてなければ、トラブルがあったと思ってください。(但し、スマホで少ーし更新するかも?) 詳細はコチラを見てね! トラブルといえば昨日になって、イヤーなトラブルが発生。 アーデンホームさんからmailが入ってて、テレビの共同受信が困難とのこと。これって結構問題じゃん(カミさんもご機嫌斜め)。いきさつはというと… 昨年の7月、この土地を買う前のこと。「この辺りのテレビ受信はどうするの?」って聞いたら、地元の方が「この辺は共同受信だよ」って教えてくれたんだ。なのでなーんにも心配してなかった。移住を推進してる役場の方に、受信の手続きよろしく!ってお願いしておいた。 やっと家が形になったんで、役場にアーデンホームさんが問合せをしたら、業者さんを紹介してくれた。そしたら共同受信の区域外だったことが判明したってな訳。 ちゃんと確認しなかったドラ左エ門も悪いけどね。無しのつぶてもねー…。 共同受信をやってるってことは、まともに電波は入らないんだろうし、地上波はムリかも? 衛星は入るんで、どこかの有料チャネルに加入するしかないかなー。 ![]() いやーマイッタ。 それでは9月4日まで、お元気で! スポンサーサイト
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ダイニングボード
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- 2014/08/20(Wed) -
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昨日ダイニングボードの配送業者さんより、配達日確認の電話があった。数日前に北海道から発送されたもの。今日はこのダイニングボードについてのウンチクをご紹介。
そもそもダイニングボードとかキッチンボードとかカップボードとか、良く判らないんで、ネットで検索した結果を元にして、こう整理。 カップボード→食器棚のこと ダイニングボード→和製英語なんで、正しくはキッチンボード キッチンボード→食器類の収納ができ、中央部に調理家電等の空間が確保されている棚 なんだけど、ドラ左エ門は英語が苦手なんで「ダイニングボード」で統一します。 家を建てることになったんで、まずはラフプラン。「ここにダイニングボードを置こう!」と決めてから、アーデンホームさんに設計していただいた。なのでダイニングボードの大きさが最初に決まっちゃった訳だ。その幅900mm。 建築が始まった頃、「そろそろ家具のことも考えなきゃ」と思いネットで調査。条件はというと… 1.幅900mm未満→これは絶対 2.天然木→田舎暮らしのこだわり 3.色はナチュラル、もしくはホワイト→家具に合わせればナチュラル系だし、内装に合わせれば白系 そしたら、これが中々無いんだよね。そんなに難しそうな条件じゃないんだけど、なにか足りない。例えばこんな感じ。 ・カップボードならあるけど、家電が置けない ・幅1200mmだったらある ・前面のみ天然木だったらある 「もしかしたら通販だから、お手頃な品揃えになっちゃってるのかなー」とも思い、家具屋さんも見てみたんだけど無いんだ。 ようやくナチュラルカラーで、条件に合うダイニングボードを通販で発見したんだけど品切れ。販売元に問い合わせてみたら、廃番品で再入荷不能だって。えー、このサイズって人気ないんだー。 最悪条件を代えるしかないかなぁ、と思いつつネットでの調査を継続してたら面白ーいサイトを発見した。 なんでも北海道で自作家具を作ってヤフオクで販売してたんだけど、今ではHPで販売してるんだって。HPも自作みたいで手作り感満載。家具は無垢のパイン材を使用してて、オーダーも可能って書いてある。お値段も、手が届く範囲。 これって全ての条件クリアーじゃん。 で問い合わせをして見た。気になってたのは超お高くならないかってことと、家の場所が山間僻地なんで配達できるの? この2点。結果いずれもクリアー。但し引出の底とウラの一部はベニヤなんだって。引出の底はベニヤは当たり前だよね、じゃないと分厚くなっちゃう。ウラの一部は…、ましょうがないか! てな訳で、製作をお願いしたのが6月。 できたのがコレ。 ![]() なかなか、いい感じでしょ! おっと、忘れてました。もちろん使用者であるカミさんのOKはとってます。 しかも家の完成が1月ほど遅れちゃったんで、その間預かっていただきました。 製作いただきまして、有り難うございました。対面するの楽しみにしてます。 ちなみに、ドラ左エ門はカントリーに凝るつもりはありません(念の為)。 |
隅田川テラス~新大橋⇔勝鬨橋
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- 2014/08/19(Tue) -
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隅田川テラス3日目になってしまいました。こんなに長くなるとは思わなかった。
新大橋を過ぎたあたりから、松尾芭蕉の俳句を記した碑?がチラホラと… ![]() 何でだろーと思ったら、芭蕉庵がこの辺にあったんだね。ちょっと寄り道することにして、 ![]() 正面が小名木川に架かる萬年橋。ちょうど写真を撮っている位置の、堤防を挟んで反対側にあるはず。 なもんで萬年橋のたもとの階段を上がってUターンすると、すぐに案内板があった。案内板に従っていくと堤防脇にあるのが、芭蕉庵史跡展望庭園。 ![]() 階段を上がると松尾芭蕉の座像がある。 そこからの展望がこちら。 ![]() ヒミコが永代橋をくぐったところ。数メートルあがっただけなんだけど、テラスに比べると格段にいい眺めだね。 芭蕉庵はというと ![]() お稲荷さんになってました。ちゃんとお参りしてから、写真を撮らせていただきました。「古池や 蛙飛びこむ 水の音」はここで生まれたんだね。 近くには芭蕉記念館なんてのもあるらしいけど、まだ先があるんでテラスにもどることに。 萬年橋を渡ってしばらく下ると清州橋がある。東京都建設局の案内図どおり、清州橋を渡って右岸を下っていく。 ![]() 綺麗な橋だねー。隅田川に架かる橋の中でも、一番かも知れない。 深川の清澄町と日本橋中州町を結ぶんで、清州橋っていうことだそうな。 次の橋は隅田川大橋。 ![]() この橋は2階建構造になってて、上を首都高が走ってる。 日本橋川を越えるために豊海橋を渡って、またテラスに戻るとすぐに永代橋。 ![]() なんとも綺麗なアーチだなぁー。 永代って言う名前の由来も諸説あるんだって。永代島に架けられたんで永代橋とも、将軍綱吉公50歳を祝って永代とも。 そしてお次は中央大橋。 ![]() 左岸は石川島だね。 よーく見ると橋の左端に、未来的な建築物があるでしょ。近くで見るとこんなです。 ![]() 実はここが日本で、標高を決める水位を観測した所(詳しくは日本水準原点:5/29ブログをみてください)。今はそのお役目は油壺に譲ったけど観測は続いてるんだって。 そろそろテラスも終わりに近づいてきた。次の橋は佃大橋。 ![]() 佃煮で有名な佃島に架かってる。 終点間近の堤防はなんともオシャレ。 ![]() ここだけ見てると海外の歴史ある街の河畔にいるみたいだね。 終点の勝鬨橋。 ![]() ここが終点なんでこの橋だけは北側から撮ってます。 勝鬨橋については、6/18・6/19のブログを見てくださいね。 あー疲れた。約2万歩あるいたょー。 さて、お引越しまであと5日になったんで、そっちの段取りもしなきゃいけない。ブログは引越しまで続けるけど「東京近郊いっとこPlace 」は今回が最後です。長らくお付き合いいたきまして有り難うございます。 |
隅田川テラス~吾妻橋⇔蔵前橋
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- 2014/08/17(Sun) -
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ドラ左エ門が子供の頃の隅田川は、夏になるとドブの臭いがした。堤防もコンクリートで、収容所の壁のように人を寄せ付けない、味気ないものだった。でも下水道が整備され、排水規制が行われ今では結構キレイ。それに伴って整備されてきた隅田川テラス。部分的に歩いたことはあるけど、通して歩いたことはなかったんで、歩いてみました。
今回のコースは東京都建設局さんの「隅田川テラスを散策するルート」に則ってます。このコースでは起点が吾妻橋になってるけど、南千住のあたりから隅田川の河畔を歩けたと思うんだよね。 水上バス乗り場から撮った、起点となる吾妻橋(あずまばし)。 ![]() 水上バス乗り場に泊まってるのは、松本霊士さんデザインによる「ヒミコ」じゃん。こいつも乗ってないけど、もう引越しまで時間がない(残念)。 吾妻橋の上から見た、隅田川テラスの起点。 ![]() 堤防を降りたところからスタート。ここからしばらくは左岸(墨田区側)をテクテク。 ![]() テラスからの吾妻橋。(太陽が南なんで、今回は橋の写真は基本的に南から撮ります) 吾妻橋の名称は、東国・関東を意味するアズマに由来するんだって。 次に見えてきたのは駒形橋。 ![]() 浅草寺にある駒形堂に由来して駒形橋だそうです。 それにしても昭和の初めに架けられた橋は美しいね~。テラスにある橋で昭和初期って言うと北から、吾妻橋(昭和6年)、駒形橋(昭和2年)、厩橋(昭和4年)、蔵前橋(昭和2年)、両国橋(昭和7年)、清州橋(昭和3年)のよう。永代橋は大正15年12月20日竣工なんで、あと6日ほどで昭和の橋になったんだけど… 駒形橋を過ぎると、テラスが舗装されてないところがあって、その辺りには水路が引いてある。 ![]() 水路にはカニさんがいっぱい。 ![]() 隅田川より水位が高いし、どっから水を引いてるのかなーと思ってたら… ![]() 風車があって、風速3mで回り始めて、隅田川の水をくみ上げるようになってる。 少し先にも別の水路があるけど風車は無い。ここはどうしてるのかというと… ![]() 手押しポンプがある。説明では、隅田川の水位が高いと水が入るようになってるんだけど、長期間水位が低いとカニさんほかの生き物が死んじゃうんで、ご自由にポンプを押してください、だって。そういえば東京はずっと暑いんで、微力ながらポンプで水を汲んどきました。 次の橋は厩橋(うまやばし)。 ![]() 江戸期の浅草には米蔵があって、米蔵に付属する厩があったんで厩橋。 橋の下流には両国百本杭の再現がされてる。といっても川の中じゃないけどね。 ![]() 隅田川護岸には、流れを弱めるために沢山の杭が打たれてたんだけど、その中でも両国橋から総武線の間の左岸は百本杭っていう愛称があったんだって。 このあたりは堤防に浮世絵がかかれてる。 ![]() もう少し下流では近くの学校の卒業制作みたいのもあった。 次の橋は蔵前橋。東京都建設局さんのルートでは、この橋を渡って、ここからしばらくは右岸を進む。 蔵前橋の橋脚上の欄干。 ![]() お相撲さんがデザインだれてるんだ。何回も渡ってるけど、全然気付かなかった。 蔵前橋はなぜか黄色。 ![]() 目立つねー。 由来は、御用蔵があったとこなんで、蔵前。 まだまだ先が長いんで、明日に続く(とさせてください)。 |
光回線
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- 2014/08/15(Fri) -
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7月13日のブログで、ASAHIネットに申し込んだことは書いたんだけど、そのあとの続報です。
ASAHIネット側はなんの問題もないんだけど、NTT東さんから連絡があった。 「場所が確認できません。地図送ってください」だって。 よーく話を聞いてみたら、NTT東さんに登録されていない住所みたいなんで、こんな段取りになる。 1.NTT東さん側で登録をする(何の登録だかよく判らないけど) 2.NTT東さんの職員の方が現地確認 この段階で光回線を引けない可能性もあるわけだ。 地図を送って、約10日ほど経ってからNTT東さんから連絡があった。幸いにも工事日の連絡だったってことは、光回線はOK。 但しその工事日が最短で9月4日になるとのこと。 8月23日には完全に東京を引き払っちゃうんで、約2週間インターネットが使えない。 えー、どうしよう。ブログも書けないし、メールもできない。何よりも困るのはインターネットバンキングが使えないので、家の代金なんかのお支払いも、他の方法を考えなくっちゃならなくなっちゃった。 家の前の電信柱↓ ![]() 配電線は確認できるけど、光ケーブルらしきものは無いねー。 ってことは、光ファイバーの敷設からの作業になるんだろうなー。 これじゃNTT東さんも費用回収できないだろう。と思ったらNTT東さんが、回線を敷設してくれるだけでも感謝しなきゃいけないや。 という状況になってしまいました。 田舎っていろいろあるんだってことを、再確認。 読んで戴いている方へ。 大変申し訳ございません。以上のような次第ですので順調に工事が終了しても、転居してから9月4日まではブログの更新が難しい状況です。もしかしたらスマホでガンバルかもしれませんが、所詮はスマホなんで… |
三河島水再生センター
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- 2014/08/14(Thu) -
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蔵前水の舘で下水道管を見学し、その下水は「三河島水再生センターに送られる」っていうところは先日ご紹介したでしょ。その三河島水再生センターも見学してきました。
門を入ると石碑が、 ![]() ここが近代下水処理場としては、日本で初めての施設なんだ。 だから当時のポンプ場が重要文化財に指定されてる。正式には「旧三河島汚水処分場喞筒場施設」っていう。○筒場はポンプ場。 ![]() ちょっとお手入れしたら、リゾートホテルに見えなくもないんじゃ… 大正13年に運転を開始して平成11年まで稼働してた。関東大震災でも倒壊しなかったんだね。 この施設も見学ができるんだけど、今日は現代の施設を見学。 まずは昔使われてた設備から ここで使われてた下水管。 ![]() 馬蹄型下水管っていうんだって。上部は円形なんで上からの圧力に強い。下は摩耗を考えてレンガ作りになっている。 こちらは浅草雷門付近に敷設されてた下水管。 ![]() 卵を逆さまにした形。これは水が少ない時でも速く流れるようにする工夫なんだって。 この処理施設で使われてたパドル式活性汚泥法の水車。 ![]() 水面で水車を回して空気を取り込んで、微生物を活性化させたんだ。だけどこの方法、匂いはするし、風があると泡がご近所さんに飛んでったりしちゃった。 ここからは現在の施設。 下水処理の順番はこうなっている。 1.沈砂池:大きなゴミや土砂を取り除く。 2.第一沈殿池:ゆっくり流すことで、沈みやすい汚れを沈殿させて取り除く。 3.反応槽:微生物を活性化させ、汚れを食べてもらう。 4.第二沈殿池:塊となった微生物を沈殿させて取り除く。 5.塩素接触槽:大腸菌等が残ってる可能性があるので消毒。 6.放流:隅田川に放流。 この内、2~4を見学させていただきました。 まず第一沈殿池。 ![]() この段階では、蔵前水の舘で見た下水とほとんど変わらない。 ほとんど流れてるようには見えないけど、ゆっくり流れている。ここで汚泥を分離する。汚泥はコンベアのようなものでかき集められるんだけど、奥に見えてる棒みたいのがコンベアの一部。 反応槽。 ![]() コンプレッサーで空気を送り込んで微生物にゴミを食べてもらう。パドル式活性汚泥法の不都合を解消してる。 ここでは下水の臭いというより、泥の臭いっていう感じになってたかな。 第二沈殿池。 ![]() お腹がいっぱいになった微生物さんは、増殖して塊になっていく。そうすると下に沈殿していくんだね。だからここも水はゆっくり流れてる。 アップで見ると、 ![]() 水が透明になってるのがよーく判るね。臭いもぜんぜんしなかったよ。 この後は塩素殺菌して隅田川に放流される。 でも、せっかくキレイになった水、再利用もされてる。よく見るのが大きなビルのトイレで「再生水を使用してます」っていうのは、この水を使ってるんだって。 他には、新幹線やゆりかもめの車体を洗うのに使ったり、涸れちゃった水路にも流してるんだって。 神田川では水量の約90%が下水の処理水だって。神田川にはアユも上ってくるわけだから、きれいに浄化されてるってことなんだろうね。 隅田川でも両国橋あたりだと70%が下水の処理水なんだって。こりゃビックリ! |