今回の散歩はこちらです↓

木戸ダムの見学に行ってきました。木戸ダムは事前に予約すればダムの職員さんが案内をしてくれるんです。これを見逃す手は無い! ということで予約して説明していただきました。
ちなみに木戸ダムは双葉郡最長の木戸川に作られたダムなんですが、ドラ左エ門宅は木戸川の最上流部の近くにあります。今日も雨が降っているドラ左エ門宅ですが、この雨が木戸ダムにせき止められて木戸川湖になってるんですね。
木戸ダムの上流側が木戸川湖。

そして堤体。

主要構造物です。

手前の建物がダムの管理所。
堤体の左側の建屋には3つのゲートを稼働させる機器が収められてます。
堤体右側の建屋にはエレベーターが設置されてます。
もう一つ堤体の下にあるのが放流ゲートがある建屋です。

これが構造図。

堤体の上流側にゲートが3個あります。
左から取水ゲート(オレンジ色)、底部ゲート(黄色)、制水ゲート(青色)です。
取水ゲートを超えて流れ出た水が2つのルートを通って流れていきます。
一つは堤体下部から地下を通り、正副の放流ゲートを通じて放流されます。なのでこれは上からは見えません。
もう一つはダムの下流側から勢いよく流れ出てるルート、通常良く見えている水の流れになります。
底部ゲートはダムの底にあり、排砂等の場合に開けるものだそうですが、木戸ダムの場合は放射性物質が蓄積しているので常時閉の状態となります。
制水ゲートは通常は開。下流側に放流ゲートがあるのでそちらで流量を調整するそうです。
見学を申し込んだ人は堤体の内部に入ることができます。
エレベーターで最下部まで降りると、上から85mの所に通路があります。

これが通路。

ダムの左岸・右岸、そして放流ゲートにつながってます。
これが放流ゲート。

手前が副ゲート、奥が正ゲート。バタフライ弁のようですね。
この放流ゲートのある部分がダム上部から見ると建屋になっているんです。
建屋をでるとこんな光景を見ることができます。

迫力ありますね。
やっぱりこの角度から見たダムはカッコイイ!
約40分の見学でした。
対応いただいた職員さん、ありがとうございます。