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ほまれ酒造
- 2022/07/15(Fri) -
昨日は鶴ヶ城の見学報告をしました。
だけど、せっかく会津に来たんだから他に寄るところないだろうか? と考えたらありました!
ドラ左エ門が愛飲している日本酒は会津ほまれ
ということは工場は会津にあるはず。調べてみたら喜多方にあることが判ったので行ってきました。

駐車場に車を止めたらこの看板。
220715_01雲嶺庵看板
雲嶺庵(うんれいあん)は敷地内にある日本庭園。聞いてみたら専属の庭師さんがいるそうです。
ドラ左エ門的には花より団子のほうなのでお酒に集中してご報告します。
看板の右下を読んだら20分程度のガイド付き見学ができるそうなのでお願いしました。

その前に、これがメインの工場です。
220715_02メイン工場

ここからはガイドさんに説明いただいた内容をお伝えしていきます。
お酒の原料はご存知の通りお米。
220715_03倉庫
精米所とありますが、昔はここで精米していたんだそうです。今は精米したお米の倉庫として使っているとのこと。

この倉庫からメイン工場の最上階へ伸びているパイプ。
220715_04米運搬パイプ
このパイプの中をお米が通ってメイン工場の最上階で蒸し上げる工程がスタート。

蒸しあげたお米は麹と混ぜられて醸造タンクに。
220715_05発酵タンク
中には大きなプロペラが付いていて撹拌するそうです。
さすが会津ほまれ。大規模ですね。

発酵が済んだ醪(もろみ)は槽場(ふなば)で絞って原酒と酒粕に分離。
これが現在の槽場です。
220715_06絞り機(槽場)
右手前にある平らな板の上に袋に入った醪を乗せ、青い機械で絞るんですね。

そしてできたお酒の貯蔵タンクがコチラ↓
220715_07貯蔵タンク
デカいです。

そして瓶詰されます(ビン詰め前に火入れなどの作業があるはずですが)。
220715_08ビン詰め
ビン詰めには、一升瓶、小瓶、ワンカップ、紙パックという4つのラインがあるそうです。

出来たお酒はここから出荷。
220715_09出荷場
ドラ左エ門の家にある紙パックもここを通ってきたんですね。

喜多方の町を走っていて驚いたのが日本酒の蔵元がいっぱいあるんです。
どうもその一つの要因が”水”のようです。
220715_10飯豊山伏流水
喜多方一帯は飯豊山の伏流水が豊富で、工場敷地内にも上の写真のように仕込み水が流れてます。流れているといっても100m以上の深さからくみ上げているそうです。

ところで飯豊山は福島・新潟・山形の県境にある山ですが、ドラ左エ門もビックリの場所にありました。
220715_11飯豊山
福島県の北西から髭のように細ーい線が出てますが、この線の南が新潟県、北が山形県、そしてこの線が福島県なんだそうで、幅数メートルの所もあるそうです。初めて知りました。

とガイドの方に説明いただき時計を見たら40分以上経ってました。
20分のコースなのに長時間こわたりお付き合いいただき、ありがとうございました。
ちなみに本日の説明は普通酒の工程で、大吟醸などのお高ーいお酒は異なる工程だそうです。

最後にこちらが試飲と買い物ができる建物です。
220715_12試飲売店
(元社長のお住まいだったとのこと)

オマケです。
唐橋ユミさんは会津ほまれ酒造のご令嬢
 
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